前回はマイルを貯めるための最適なカードとしてSPGアメックスカードを紹介しました。
しかし、そのカードですべての支払いをマイルに結びつけることは少し難しいです。
もう1枚補完的なカードがあると、より効率的にマイルを貯められます。
補完的なもう1枚
私はマイルを貯めるためのカードを実はもう1枚持っています。
SPGカードを補完して、効率的にマイルを貯めるという理由以外に、私1人の買物で使うカードが必要という理由もあります。
SPGアメックスカードは家族2人の出費で使うもの。つまり、生活費決済用です。
例えば、税金(自動車関係)、電気、ガス、水道、食料品、日用品、衣料品、外食など。
でも、個人的な支払いもあります。
例えば、通販の買物、昼食代、コンビニでの買物、趣味など。
また、アメックスでは支払ができないサービスもあるので、支払いを全てマイルに結びつけるためにはもう1枚必要でした。
例えば、コストコ、マックデリバリー等々。
ANA VISA ワイドゴールド
そのもう1枚を選ぶのに、今回もYuouTubuやブログを参考にさせて頂きました。
そして選んだのが、ANA VISA ワイドゴールド。
こちらのマイル交換率は1,000円=10マイル。
全ての支払いを「SPGアメックスカード」と「ANA VISA ワイドゴールド」の2枚に集約すれば、1年で30,000マイルは貯まりそうです。
もちろん、JALのマイルを貯めるカードもあります。
ですが、私はANAを選択。特に理由はありません。ANAの方が親しみやすいイメージがあっただけです。
「QUICPay」と「ID」
ここで、1つ少額の場合もカードを使うのか、という問題があります。
マイルにできる限り集約することを考えると、少額でもカードを利用したいですね。
でも、少額(個人的には2,000円未満と考えていますが)の場合もいちいちカードを出すのは、とか、昨今のコロナ対策として、接触感染しないよう、させないよう、なるべく店員とのカードの授受は避けたい、という気持ちもあります。
その場合、以下で対応できます。
SPGアメックスカード → QUICPay 1回上限2万円まで
ANA VISA ワイドゴールド → ID クレジットカードの利用限度額まで、1回の限度額の記載なし
どちらもスマートフォンで使えます。
iPhoneは「Apple Pay」、Android端末の場合は「Google Pay」にカードを登録すれば、レジでかざすだけで支払いができます。
交換率と年会費
ここで気になるのが、ANA VISA ワイドゴールドのマイル交換率について。
交換率自体は、1,000円=10マイルで、SPGアメックスと同じです。
それでは費用対効果は?
SPGアメックスは年会費34,100円と高いですが、入会1年後の継続特典として、1泊4~8万相当のマリオットグループの客室に2名
まで宿泊できます。これを上手く使えば、この年会費は決して高くはありません。
例えば、オフピークにはウェスティン都ホテル京都(全館リニューアル)や大阪マリオット都ホテル(あべのハルカスにあるホテル)に無料で宿泊できます。
では、ANA VISA ワイドゴールドはどうでしょう。
年会費15,400円。一般的なゴールドカードの年会費という感じです。
継続特典として、2,000マイル付与されます。支払いにすると、20万円相当。もちろん、大きいですが、SPGアメックスのような
インパクトある特典はありません。
ただ、年会費の割引特典はあります。
マイ・ペイすリボやWEB明細を申込で利用すると、最大10,450円まで下がります(4,950円割引)。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードとの比較
比較対象として、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードがあります。
年会費2,200円が各種サービス利用で、826円(1,374円割引)になります。
マイル交換率は1,000円で5マイル。マイル交換率は、SPGアメックスやANA VISA ワイドゴールドの1/2です。
但し、年1回移行手数料6,600円払うと、マイル交換率が2倍になり、1,000円で10マイルになります。
まとめ
SPGアメックスの他にもう1枚マイルを貯めるカードを持つ場合、
ANA VISA ワイドゴールドの各割引特典を利用し、年会費15,400円→10,450円に下げて使うか、
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの各割引特典を利用し、年会費2,200円→826円にして、移行手数料6,600円を払い、交換率を1%にして使うか。
因みに、私はANA VISA ワイドゴールド、妻はANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使っています。
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